今年は例年より2週ほど早く宝塚記念が行われる。
函館開催も始まり、競馬はいよいよ夏競馬シーズン到来。
役者が勢ぞろいする中で、データなどを用いて有力馬を診断していく。
前走データ別
前走G1 4-6-8-60
前走海外 4-2-1-21
この2つで8勝とどちらかがやってきている。
その中でも細かく分けてチェックしていく。
前走G1
天皇賞春 2-3-4-32
大阪杯 2-3-1-20
ヴィクトリアM 0-0-3-2
現状では天皇賞春組と大阪杯で二分している。
ヴィクトリアマイル組も来てはいるが、間隔が詰まった分どうか。
天皇賞春組はミッキーロケット以外は5人気までの馬。
そしてゴールドアクター以外は1秒差以内の負け、もしくは勝利。
天皇賞春を勝ち宝塚記念も勝ったタイトルホルダーは前走1秒以上の大差勝ち。
最低限データ的にクリアしておきたいのは5人気以内かつ1秒差までの負け。
該当馬はクロワデュノール、タガノデュード。
大阪杯組はこちらも5人気以内かつ0.5差の負けまで。
該当馬はメイショウタバル、ダノンデサイルのみ。
前走G1組はこの4頭が該当する。
前走海外
ドバイSC 2-1-1-6
QE2世C 1-0-0-6
ドバイターフ 1-0-0-2
ライオンロックT 0-1-0-0
香港のワーザーはマイルのライオンロックトロフィーからの参戦。
ドバイシーマクラシックからの距離短縮がポイントだが、今年はQE2世Cが対象。
ただ掲示板外からの巻き返しはワーザーだけで、海外とはいえ掲示板までは欲しい。
該当馬はなし。
前走重賞組
鳴尾記念 1-1-0-14 6.3% 12.5% 12.5% 10.0% 6.7%
目黒記念 1-0-1-13 6.7% 6.7% 13.3% 10.0% 6.7%
中山牝馬S 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0% 0.0% 3.3%
G1以外の重賞組はさほど走らない。
そもそも鳴尾記念は冬に移行され、目黒記念は中1週。
中山牝馬S組は今回不在。
着順と人気、着差だけの傾向を見ると、距離短縮のケースは0.1差の2着以内、距離延長は1着が条件。
該当馬はマイユニバース、スティンガーグラス、シェイクユアハート。
シェイクユアハートは金鯱賞だが、ユニコーンライオンの前走が中京2000の鳴尾記念だったため、一応候補には入る。
日経賞から直行のマイユニバースはいかにもグランプリコースで走りそうだが。
穴馬の傾向
伏兵馬の台頭が多く2桁人気馬もチラホラと来ている。
2桁人気馬の激走の傾向をチェックすると、非根幹距離の重賞で結果を出す馬が目立つ。
2200メートルの重賞もしくは急坂のある1800メートルの重賞で勝利している馬が多い。
ただ今回、これに該当する馬が多く、人気馬から穴馬まで該当馬が多い…
データに合致する人気馬
メイショウタバルはデータに合致する。
昨年の勝ち馬で、リピーターレースでもあるため、来る可能性は高い。
武豊は安田記念を勝利するなど勢いに乗ってきた。
ミステリーウェイやシュガークンが絡んできたら厄介だが、武豊特有の威圧とボヤキでなんとかしたい。
ダノンデサイルも合致する。
前走は戸崎圭太が騎乗停止で乗れず、まして休み明け、前残りの中で3着は十分。
2050や2410など根幹距離寄りの非根幹距離の経験が多い中、2200のような典型的な距離はあまり使われず。
それでもAJCCで2200を勝っているほか、有馬記念でも堅実な走り。
グランプリコースはしっかりと走るはず。
クロワデュノールも当然合致するが、キタサンブラックなど春3戦目で大敗を喫した馬も多い。
前々走は絶対に負けられないプレッシャー、前走は能力で押し切り、今回は春三冠ボーナス。
人気を飛ばしても全く不思議ではないが、データ上は該当する。
データに合致しない有力馬
ミュージアムマイルはデータに合致しない。
有馬記念からのぶっつけ本番で勝ったのはトウショウボーイまで遡らなければならず、49年前のこと。
ちなみにトウショウボーイは阪神に滅法強く3戦3勝。
中山の非根幹距離で強く、栗東滞在しており、久しぶりの遠征は気にしなくてよさそうだが、休み明けから激走というタイプではない。
レガレイラも有馬記念からの参戦。
昨年全く同じローテで大敗しており、休み明けはピリッとしない。
まして栗東滞在もしておらず、一旦使って秋に備えるのがメインか。
昨年がイレギュラーだったと考えても、狙いにくい。
穴馬候補
面白そうなのがマイユニバース。
中山にめっぽう強く、有馬記念なら間違いなく本命にしたい。
阪神は2400メートルで1回使っただけだが、中山で走るのであればグランプリコースも問題なく走れるはず。
あとは足りるか足りないかの勝負。
スティンガーグラスも面白い。
友道厩舎に転厩してからも結果は出しており、初の阪神も問題はなさそう。
問題は間隔が空いていることで、その点をどう捉えるだが、3か月程度ならまあまあ走る。
データ関係なく怖いのはシンエンペラー。
天皇賞春は明らかに長かった。
阪神は初だが、中山ではそれなりに走る。
有馬記念は不利を受けたことに加え、鞍上の坂井瑠星が中山でさほど勝てないという点を考えると、とても怖い。
2200はぴったりで、人気が極端に下がるようなら思い切って勝負する手はある。
まとめ
メイショウタバルかダノンデサイルか。
メイショウタバルは絡まれたら終わりなので、絡まれずにスタートを切れるかにかかっている。
ダノンデサイルは堅実に走っており、叩き2戦目の上積みも見込める。
この2頭のどちらか、クロワデュノールは3番手以下。
クロワデュノールは確かに強いが、キャリア的に間隔を詰めての3連戦は堪えそう。
父キタサンブラックも同じようなローテで惨敗しており、これで勝ったら父は越えたと言ってもいいくらいだろう。
シンエンペラーが想定14人気なので、このままで調教もいいとなれば切り替える手もある。