正義感を振りかざされ、立ち去られて結局は嫌な感情をする人が多い。
嫌な感情を残したくないという人は、ヒステリックに立ち向かうしかない。
例えば、道幅いっぱいに人が横に並んでダラダラ歩いていたとする。
そこに、おい!進行方向右側で歩くのが常識だろ!この野郎!とオヤジが言ったとする。
その時に、何なの?えっ何なの何なの?えっ?えっ?えっ?とヒステリックに返す。
当然、相手は引っ込みがつかなくなり、相当な声量で正義感を振りかざすだろう。
ひるまず、ヒステリックに返す。しかし、相手を否定せずにしなければならない。
人格否定をすると、その一言がきっかけで傷害事件になりかねないからだ。
そうなるとたとえ殴られたとしても、こちらにも非がある。
しかし、聞き取れなかったとか、何を言っているかわからなかったと言えば済む。
興奮してて何を指摘してるのかわからなかったので何回か聞き返したと言えばいい。
感情というのは出し切ることでモヤモヤせず、忘れることができるようになる。
怒りが残る、モヤモヤするというのは感情を出し切っていない証拠である。
感情を出し切るならば、ヒステリックに返すしかないように思う。
もちろん、それをやったら、こちらにもダメージは残る。
なんだよあいつと思われるし、ご近所ならかなりの噂になってしまう。
でも、そこで、そんなこと言わなくてもいいのにとモヤモヤして帰るべきか。
モヤモヤして帰る、ヒステリックになってスッキリする、どちらがいいだろうか。
正義感を振りかざされた時点で、残念ながらプラスもプラマイゼロもあり得ない。
それは、振りかざされる状況をその人が招いているからである。
完全に相手の誤解という場合でも、非が少しがあった場合でも統一した返しが必要だ。
ヒステリックに返す、全力で感謝を伝える、殴られて金をもらえるようにする。
それが嫌だから、モヤモヤしながら帰るがその気持ちは結局その後引きずることになる。
実はその蓄積したモヤモヤが他の人にぶつかっていく。
蓄積したモヤモヤを解消できる術があれば場を取り繕うことをすればいい。
もし、それができないのならば、何らかの形でその場で立ち向かうしかない。
最後に、これだけのことをしてでも正義感を振りかざす人を何とかしたいと思えるか。
思えない人は、運が悪いなぁで済ませていいと思うが、そう思う人もいる。
そういうファイターは、まず迷惑にならない行動をできるだけ取ってほしい。
少なくとも己にも非がある。その非を認めながら、対処しなければならない。
今回までは路上などでこうした人に遭遇したらどうするかということだった。
次回からはネット上で正論しか振りかざさない人がいたらどうするかをやっていく。